わかりやすい「一般動詞」の使い方と意味の解説(練習問題付き)

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動詞は10種類ある英語の品詞の一つです。

 

英文には必ず1個以上の動詞を入れる

と言うルールがあるため

動詞の正しい理解はとても大事です。

 

目次

動詞とは

 

まず最初に理解しておきたいのは、

動詞は、「一般動詞」と「Be動詞」に分かれる

ということです。

 

「一般動詞」とは動きと関連のある言葉。

「行く」Go、「勉強する」Study「料理する」cookなど。

 

「Be動詞」とは物事の存在や状態を表す動詞。

 「私は幸せだ」I am happy.am部分。 

(Be動詞だけを取り出して、日本語に訳そうとすると無理があるので、

文章全体で意味を理解しましょう。)

 

 今回は、「一般動詞」の説明となります。

「Be動詞」に関する詳しい説明は

こちらをご覧ください。

わかりやすい「Be動詞」の使い方と意味の解説(練習問題付き)

 

 

一般動詞とは

 

「Be動詞」以外の全ての動詞は「一般動詞」です。

「話す」speak「歩く」walk、「読む」readなど。

 

「一般動詞」も「be動詞」と同様に、

「主語」と「時制」により変化します。

 

主語による変化

 

3人称単数(He, She, It)には sまたはes を付ける。

 

人称   主語 現在形 意味
1人称 単数 I walk 私は
複数 We walk 私たちは
2人称 単数 You walk あなたは
複数 You walk あなた達
3人称 単数 He walks 彼は
She walks 彼女は
It This

など

walks これは
複数 They Those

Theseなど

walk 彼らは

 

 

時制による変化

 

ここでは、動詞の過去形について

お話しします。

 

一般動詞には

規則動詞」と「不規則動詞」があります。

 

「規則動詞」の過去形

 

原則として語尾にed を付ける。

 

 

例えば、

現在形「私はテニスをする。」I play tennis.

 過去形「私はテニスをした。」I played tennis. 

 

いくつかの例外としては:

 

ルール 原形 過去形
e で終わる単語には d だけ付ける like liked
agree agreed
子音+y y ied に置き換える cry cried
study studied
短母音+子音で終わる単語には子音字を重ねて ed を付ける beg begged
stop stopped

 

 

 

 

不規則動詞」の過去形

 

「不規則動詞」は、

過去形または過去分詞形にする時、

全く違う形に変化します。

 

例えば、

現在形「私は学校に行く。」I go to school.

過去形「彼は学校に行った。」He went to school. 

 

不規則動詞の例を

いくつかご紹介します。

 

原形 過去形 過去分詞
be(~である) was/were been
begin(始める) began begun
blow(吹く) blew blown
choose(選ぶ) chose chosen
do(する) did done
drink(飲む) drank drunk
give(与える) gave given
go(行く) went gone
know(知っている) knew known
see(見る) saw seen
speak(話す) spoke spoken
take(取る) took taken
write(書く) wrote written
break(壊す) broke broken
drive(運転する) drove driven
eat(食べる) ate eaten
fall(落ちる) fell fallen
forget(忘れる) forgot forgotten(forgot)
throw(投げる) threw thrown

 

 

自動詞と他動詞

 

動詞は

「自動詞」と「他動詞」

にも分けられます。

 

一つの動詞が、「自動詞」と「他動詞」の

どちらの役割もすることもよくあります。」

 

「自動詞」と「他動詞」の区別は奥が深いので、

ここでは「自動詞」と「他動詞」

というものがあるいうことだけ簡単に学びます。

 

 自動詞

 

「自動詞」は「目的語」を取らない動詞です

「自動詞」には完全自動詞」と「不完全自動詞」があります。

 

1. 完全自動詞

  • 目的語なしで、主語+述語動詞のみで文章が完結します。
  • 動詞の後に文を続ける際は前置詞が必要となります。

 

例えば、

1) 「私は行く」 I go.

     私 I → 主語

     行く go  → 述語名詞

 

自動詞「行く」goの後ろに「目的語」がなくても

文章として成立しています。

 

 

2) 「私は明日に行く。」 I will go tomorrow. 

     私 I → 主語

    行く go  → 述語名詞

   明日 tomorrow → 副詞

 

自動詞「行く」goの後ろに来ているのは

時を表す「副詞」tomorrow

「目的語」がなくても文章として成立しています。

 

  

3) 「私は学校に行く」 I go to school tomorrow

     I → 主語

    行く go  → 述語名詞

    〜へ to → 前置詞

    学校 school → 副詞

 

自動詞「行く」goの後ろに直接「目的語」は置けないので、

「前置詞」のtoを置いてから

「目的語」のschoolを置きます。

 

 不完全自動詞

 

「自動詞」には、「Be動詞」のように

動詞の前後をイコールにするものがあり、

それを 「不完全自動詞」と呼びます。

 

例えば、

1)「彼は医者になった。」 He became a doctor.

     彼 He = 医者 doctor

     becamebecome 「なる」の過去形で「なった」。

 

動詞becameの前後がイコールになるので、

becameは「不完全自動詞」です。

 

2)「あなたは幸せそうに見える。」 You look happy.

     あなた You = 幸せ happy

     Look 「見る」の他に「〜に見える」の意味があります。

 

動詞lookの前後がイコールになるので、

look は「不完全自動詞」です。

 

他の不完全自動詞の例は、

持続を表す不完全自動詞 remain stay keep
「〜になる」を表す不完全自動詞 become go get come turn
知覚に関する不完全自動詞 look sound feel taste smell

 

 

他動詞

  • 「他動詞」は目的語を必要とする動詞です
  • 主語+述語動詞+目的語で文章が作られます。

 

1)  「〜を」の意味の他動詞

A.「私は本を持っている。」  I have a book.

    他動詞「have」は「~を持っている」という意味。

   他動詞「have」のうしろに目的語「a bookがなければ文章が成立しない。

 

 B.「彼はドアを開ける。」  He opens a door.

  他動詞「open」は「~を開ける」という意味。

   他動詞「open」のうしろに目的語「a doorがなければ文章が成立しない。

  Heは3人称単数なのでopen s が付く。

 

 

2)  「〜に」、「〜について」の意味の他動詞

  A.「私は彼にキスする。」  I kiss him.

  他動詞「kiss」は「~にキスする。」という意味。

  他動詞「kiss」のうしろに目的語「himがなければ文章が成立しない。

 

 

  B.「私たちは問題について話し合った。」 We discuss the matter.

   他動詞「discuss」は「~について話し合う。」という意味。

    他動詞「discuss」のうしろに目的語「the matter

      がなければ文章が成立しません。

 

 いかがでしたか?

それでは練習問題をやってみましょう。

答えは最後に。

 

練習問題

 

1. ( )の中の正しい方を選びましょう。

  1. I  (am / like / am like)  bananas. 私はバナナが好きです。
  2. She (is read / is / reads)  the magazine.  彼女はその雑誌を読みます
  3. We  (use / are use / uses)  the desk. 私たちはその机を使います。
  4. You (are speak / speak / are)  English. あなたは英語を話します。
  5. They  (walks / walk / are walk)  to the park. 彼らはその公園に歩いていきます。

  

2   『 』の中の単語を並べ替えて、英文を作りましょう。

   1. 私はりんごを食べる。

 eat /  an apple / I 』

   2. あなたは忙しそうに見える。

 busy / You / look

  3. これは美味しい。

 tastes / delicious / It

 

 

3.日本語の文を英語の文にしましょう。

  1. 彼は犬を飼っている。(飼うはhave)
  2.  彼女は泣く。
  3. 私は窓を開ける。
  4. 私たちは野球をする。
  5. あなた達は有名になった。

 

 

4   次の動詞は自動詞でしょうか他動詞でしょうか?

  1. I live in Tokyo. 私は東京に住んでいる
  2. He knows the truth. 彼は真実を知っている。
  3.  I have a camera. 私はカメラを持っている。
  4. They look at me. 彼らは私を見た。

 

答え  1 

  1. like
  2. reads
  3. use
  4. speak
  5. walk

 

答え 2 

  1. I eat an apple.
  2. You look busy.
  3. He runs in the park.

 

 

答え 3     

  1. He has a dog.
  2. She cries.
  3. I open the window.
  4. We play baseball.
  5. You became famous.

 

 

 答え 4

  1.   目的語の前に、前置詞のinがあるので自動詞。
  2.   前置詞なしに目的語のthe truthが来ているので他動詞。
  3.   前置詞なしに目的語のa cameraが来ているので他動詞。
  4.   目的語の前に、前置詞のatがあるので自動詞。

 

いかがでしたか?

お疲れ様でした。

 

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