英語が聞き取れない!!
というお悩みは本当によく聞きますよね。
「スピードが速すぎて付いていけない。」
「知らない単語が多くて内容が理解できない。」
「スラングや慣用句が多くてわからない。」
など、聞き取りの難しい理由は様々です。
でもその中で一番やっかいなのが、
音声変化だと私は思っています。
音声変化は何種類かありますが代表的なものは
リンキング、リダクション、フラッピング
となります。
今回はその中のフラッピングに関してお話しします。
リンキング、リダクションに関してはこちらからどうぞ。
さてフラッピングとは
語中のtが、 が日本語のラリルレロ、
のいずれかに近い音、もしくは
ダに近い音として発音されることを指します。
アメリカ英語に良く起こる現象で、
フラッピングが起こる理由は
破裂音であるtの音を発音しない方が楽に話せるからです。
フラッピングの条件はtの直前の音にストレス(アクセント)がある
ということになります。
それでは実際の例を
音声で聞いてみましょう。
目次
単語の中で起こるtの変化
最初は単語の中で起こるフラッピングです。
音声は、最初はフラッピング無し、そしてフラッピング有り
を2回繰り返します。
緑の t がフラッピングします。
(ここではわかりやすいようにカタカナ表記を使います。
なるべく実際の発音に近いカタカナを使いますが、
全く同じにはなりませんのでご注意ください。)
Water
水
ウォーターではなく、ウォーラーになります。
Party
パーティ
パーティではなく、パーリィになります。。
Bottle
びん
ボトルではなく、ボロゥになります。。
Turtle
カメ
タートルではなく、ターロルになります。。
文中で起こるtの変化
次は、文中で起こるフラッピングです。
語尾がtで終わる動詞+母音で始まる前置詞・副詞・代名詞
Get away
逃げる
ゲット アウェイ ではなく、ゲッダウェイになります。。
二つの単語は繋がり、一つの言葉のように聞こえます。
Shut up
黙って!
シャット アップ ではなく、シャラップになります。。
二つの単語は繋がり、一つの言葉のように聞こえます。
A lot of
たくさんの
ア ロット オブ ではなく、ア ラッロブになります。。
Lot of は繋がり、一つの言葉のように聞こえます。
Not at all
全然
ナット アット オール ではなく、ナッ ダッロールになります。
t は二つとも次の単語に繋がり、3つの単語が一つの言葉のように聞こえます。
語尾がtで終わる前置詞+代名詞
Without it
これ無しで
ウィズアウト イットゥ ではなく、ウィズアウリッになります。
二つの単語は繋がり、一つの言葉のように聞こえます。
About us
私たちについて
アバウト アス ではなく、アバウダスになります。
二つの単語は繋がり、一つの言葉のように聞こえます。
いかかでしたか?
簡単に英語のフラッピングのご説明をしました。
ぜひフラッピングを意識して
英語を聞いてみてください。
今まで聞き取れなかった音が
聞き取れるようになるはずです!
動画はコチラから。
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