How are you?
お元気ですか?
中学の英語の授業で習いましたよね?
でも、英語の映画やテレビでは
お元気ですか?とか、元気?
と聞くのに
How are you?
以外のいろいろな言い方を
聞きますよね?
というわけで私たちも
お元気ですか?と聞くのに、いつも
How are you?
ではつまらないですよね。
そこで私は一週間、
周りのアメリカ人が
How are you?
の代わりに何と言うか、
意識して聞き、書き留める、
ということをやってみました。
25人のアメリカ人が
How are you?
の代わりに何と言ったか、
5つのフレーズをご紹介します。
また、各フレーズが
どんな場面で使えて
どんな場面には相応しくないか、
そして、それに対する答え方も
ご説明します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは早速、第一位から
見ていきましょう。
目次
1位 How’s it going?
How’s it going?
どうしてる?
とか
元気?
といった意味です。
何といってもこれがダントツに多く
25人中8人が言いました。
これを言ったのは
仕事上の付き合いの人、友達、親戚、住んでいるビルのドアマン
でした。
要するに
ビジネスでもプライベートでも
かなり使いまわしのきくフレーズですね。
本来は
How is it going? ですが、
How と is がくっつき
How’s と短縮形をとり、
How’s it going?
となります。
使える場面
ビジネス
🟢 同僚、親しい上司、親しいビジネス上の知り合い、親しい取引先
❌ 会社で初対面の人、会社において立場が上で親しくない人、仕事の面接の時
(絶対に使ってはダメというわけではないが、
代わりにHow are you?を使う方が無難)
プライベート
🟢 友達、親戚、知り合い、お店やレストランの店員さん、などほぼ全ての人
❌ かしこまった場所
(代わりにHow are you?を使う)
答え方
How’s it going?
に対する答え方の例は、
I’m good、thanks!
Doing great, thanks!
など、どちらも
元気よ、ありがとう。
という感じです。
音声はこちら
How’s it going?
元気?
I’m good, thanks!
元気よ、ありがとう。
第2位 How’re you doing?
How’re you doing?
上述の
How’s it going?
と、意味合いも使われ方も
似ています。
どうしてる?
とか
元気?
といった意味です。
これは25人中7人が使い
ビジネス、プライベートの
両方の場でした。
本来の形は
How are you doing? ですが、
How と are がくっつき
How’re と短縮形をとり、
How’re you doing?
となります。
使える場面
ビジネス
🟢 同僚、親しい上司、親しいビジネス上の知り合い、親しい取引先
❌ 会社で初対面の人、または明らかに会社における立場が上の人、仕事の面接の時
(絶対に使ってはダメというわけではないが、
代わりにHow are you?を使う方が無難)
プライベート
🟢 友達、親戚、知り合い、お店やレストランの店員さん、ほぼ全ての人
❌ かしこまった場所
(代わりにHow are you?を使う)
答え方
How’re you doing?
に対する答え方の例は、
これも上述の
How’s it going? と同じで
I’m good、thanks!
Doing great, thanks!
元気よ、ありがとう。
という感じです。
音声はこちら
How’re you doing?
どうしてる?
Doing great, thanks.
元気よ、ありがとう。
第3位 What’s up?
What’s up?
どしてる?
アメリカの映画やテレビ番組で
よく聞く言い回しですよね。
どしてる?
調子はどう?
みたいな意味です。
これはかなりカジュアルなフレーズです。
What’s up? は
質問というより挨拶です。
Hello や Hiと
同じと思ってください。
今回これを私に言ったのは
大学生の娘と
長年の女友達3人でした。
使える場面
ビジネス
❌ ビジネスの場では一切使わない
(代わりにHow are you?、または、
How’s it going? How’re you doing? を使う)
プライベート
🟢 親しい友達、若い人同士だと初対面でも言う
❌ あまり親しくない人、年配の人、かしこまった場所
(代わりにHow are you?、または、
How’s it going? How’re you doing? を使う)
答え方
典型的な答え方は、
Not much.
Nothing much.
どちらも、
別に。
特に何もないよ。
と言った意味になります。
さらに、
What’s up? に
What’s up?
と、答えることも
よくあります。
どしてる?
そっちは?
といった感じです。
お互い相手の答えは
最初からあまり期待していません。
Helloに
Helloとこたえるのと同じです。
音声はこちら
What’s up?
どしてる?
Not much.
別に。
第4位 What are you up to?
What are you up to?
なにしてるの?
今回これを言ったのは
4人とも親しい友達でした。
特に用はないけど連絡してきて、
ねえ、何してるの?
という感じです。
使える場面
ビジネス
❌ ビジネスの場では使わない
プライベート
🟢 親しい友達
❌ あまり親しくない人、かしこまった場所
答え方
これに対する答えは、
いま実際に何をしているかです。
I’m watching TV.
テレビを見ているわ。
I’m eating dinner.
ディナーを食べているわ。
などですね。
音声はこちら
What are you up to?
何してるの?
I’m just chilling.
寛いでるところ。
第5位 How’ve you been?
How have you been?
どうしてた?
本来は
How have you been?
ですが、
How と have がくっつき
How’ve と短縮形をとり、
How’ve you been?
となります。
これは最後に会ったり、話してから
今までどうしてた?
ってことです。
つい最近会ったり、話した人には
使われません。
今回これを言ったのは、
比較的久しぶりに話した友達二人と、
しばらく顔合わせていなかった
ご近所の人です。
使える場面
ビジネス
🟢 同僚、親しい上司、親しいビジネス上の知り合い、親しい取引先
❌ 会社で初対面の人、会社における立場が上の人
プライベート
🟢 友達、親戚、知り合い、ほぼ全ての人
❌ 初対面の人
答え方
答え方としては、
I’ve been good.
元気にしてたわ。
Everything is good.
すべてうまくいってるわ。
などですね。
音声はこちら
How’ve you been?
どうしてた?
I’ve been good.
元気だったわ。
というわけで、How are you?
に代わる言いまわしを5つご紹介しました。
まとめると、
How’s it going?
How’re you doing?
What’s up?
What are you up to?
How’ve you been?
ですね。
状況に応じて使い分けてくださいね。
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