国際恋愛や国際結婚に一度は興味を持ったことのある方、
多いのではないでしょうか？
「でも、言葉も文化も違うし、
どうやってお付き合いしたらいいのかよくわからない。」
「家族同士の付き合いとかもあるだろうし、
やっぱり遠い世界のことだな。」
と、あきらめている方いませんか？
確かに日本人同士のお付き合いに比べたら、
わからないことも多く、
最初は戸惑うかもしれません。
でもその代わり、
新しい世界が開けてワクワク
が多いのも事実です。
勇気を出して始めてみたら、
それは今まで考えてもみなかった未来への一歩かもしれません。
この記事は、
そんなあなたの不安や心配事を減らすために、
アメリカのデート事情
をご説明しています。
アメリカにおいて、
人々はどうやって知り合って、
どのような段階を踏んで結婚まで辿り着くのか。
もちろん、これはカップルによって、
ケースバイケースですが
ここでは最も典型的な形をご紹介します。
私の実体験プラス
まわりの沢山のカップルを
長年にわたり観察した結果です。
外国人と言っても同じ人間です。
ちょっとした習慣の違い、
例えば
“告白”という習慣はない、
などを最初に知っておけば
国際恋愛のハードルがぐっと低くなります。
ここでは,
知り合ってから結婚までの段階を６つに分け、
各段階の特徴をわかりやすく説明しています。
これを読んで、
あなたも国際恋愛を楽しんでみませんか？
目次
知り合う
最近はオンラインで知り合うのが主流ですが、
友達の紹介やナンパもまだまだあります。
オンラインだと、
まずは気に入った相手とのチャットから始まり、
電話での会話に進み、
実際に会ってみようという事になります。
電話の会話は省く場合も多くみられます。
友達の紹介の場合は、
待ち合わせ場所を決め、
ふたりでいきなりデートの
ブラインド デート
というのがよくあります。
ちょっとドキドキですが、
紹介してくれる友達から、
出来るだけ相手の情報を引き出しておいて
デートに臨みます。
ナンパの場合は、
日本と同じですね。
もう一度会いたければ、
その場で電話番号を交換するのが普通です。
初デート
初デートは
コーヒーショップで行われることが多いですね。
私の場合は、
ちょっとお酒が入った方が気が楽なので、
レストランのバーでというのが好きでした。
人によってはいきなりディナー
というのもありますが、
もしデートがつまらなかった場合、
ディナーだとすぐに帰れない、
というリスクがあるので、
コーヒーかカクテルで軽く、
というのが人気です。
とにかく、
気軽に簡単に“とりあえず”会ってみよう、
という感じです。
そしてこの初デートは大体の場合、
「今日は楽しかった。ありがとう。」
と軽く締めくくられます。
そして後日また連絡を取ります。
興味を持つ・夢中になる
さて、初デート成功！
「期待以上に素敵な人だった！」
となれば、
そこからデートを重ねます。
相手のことをもっともっと知りたくなり、
そして会えば会うほど相手のことが好きになり、
彼・彼女のことを考えるとワクワクする、
といった感じに相手に夢中になっていきます。
英語でいうところの、
ハネムーン ピリオド
です。
まだ相手の欠点も見えないし、
ケンカもしない
といった期間です。
平均的に3か月から6か月くらい続くと言われます。
ひとつ頭に入れておきたいとても大事な事は、
この段階で
いくらあなたが彼・彼女に夢中になり、
向こうもその様子だからといって、
あなたがたった一人のデートの相手とは限らない、
ということです。
きちんと口頭で、
「この先はあなただけとデートします。他の人とはデートしません。」
と、お互いに宣言するまでは他の人とデートしてもよい、
という暗黙の了解があります。
私はこのデートルールを
オンラインで知り合った人から教わり、
なるほどねー、と非常に感心しました。
合理的、効率的、実にアメリカ的です。
本気になるまでは、
何人かの人と並行して付き合い、
その中から
真剣にお付き合いしたい人を選ぶということですね。
というわけで、
この段階ではいくら相手に夢中になっても、
少し冷静さを残し二人の相性や、
お互いが恋愛に求めているものが何か
しっかり見極め、
本当に
この人一人に絞って付き合いたいか考えてください。
カップルになる
前段階を経て、晴れて、
「あなただけとデートします。」
と約束すると、
正式なカップルとなります。
英語では、
Exclusive (エクスクルーシィブ) になると言います。
そしてここで一つ大きなことは、
お互いをボーイフレンド、ガールフレンドと呼び始める
ということです。
恋人が友達にあなたのことを紹介するとき、
She is my girlfriend.
彼女は僕のガールフレンドです。
または、
He is my boyfriend.
彼は私のボーイフレンドです。
と言ったら、
これこそExclusiveになった証拠です。
恋人として紹介したのです。
この段階では
ふたりの関係に落ち着きが出てきます。
以前ほど
ドキドキすることが少なくなったかわりに、
一緒にいて
安心感や安らぎを覚え始めるのが
この時期です。
更にこの時期は、
ふたりが自我を出すようになり、
初めての喧嘩をしたりもします。
ほんのちょっとの違いが許せなくて、
別れてしまうカップルもいます。
この段階がどのくらい続くかは
カップルによって、
また年齢やその他の要因で違ってきます。
ただこの段階が続いていく中で、
多くのカップルに共通している
もう一つの出来事は、
この関係はこれからどこに行くのだろうか、
私たちはこの先どうなるのだろうか、
という疑問が頭をよぎるという事です。
将来の話しをする
そしてもしふたりが、
これから先も一緒にいたい
と思ったら、
何らかの形でそれを明らかにします。
実際この段階で
婚約まではいかないかもしれませんが、
将来の話しを頻繁にしたり、
両親に紹介し合ったりと、
前段階よりさらに一歩進んだ関係となります。
特に将来の話しをする時、
I ではなく We という言葉を使い始める
のが特徴です。
この段階から、
実際に結婚するまでの期間も
カップルにより様々です。
すぐに結婚へと進むカップルもいますが、
この時期じっくりとお互いの将来のために
色々な話し合いをして、
結びつきを深めるカップルも多くいます。
プロポーズ・婚約・結婚
そしてこの最後の段階で、
将来を誓い合った二人は、
プロポーズ、婚約、結婚と進みます。
婚約期間もカップルによって違いますが
平均12-18か月と言われています。
因みに、知り合ってから結婚までの期間は
平均2年から5年と言われています。
最期に
ここに挙げた6つの段階は、
典型的な例であり、
もちろん
例外もたくさんあります。
この6つの段階は”一般的“、”普通”なだけで、
この段階を踏まなければいけない、
というわけではありません。
ただ、前述のデートルールを教えてくれた彼が言ったことで、
私が今でも鮮明に覚えていることが一つあります。
彼は、
「”普通“から大きく外れている人は赤信号である。」、
と言いました。
例えば、
気軽にサラっと終わらせるのが
暗黙の了解である初デートにおいて
ふたりの将来の話しをする人。
もしくは逆に、
いつまでもいつまでも自分の気持ちをはっきりさせず
関係を進めない人など、
両者とも”普通“から外れていて
赤信号というわけです。
”普通“でなければいけないというわけではなく、
”普通“から大きく外れている
ことが赤信号であり、
そのような兆候が見えた場合は、
特にしっかり相手を観察する必要があるということです。
というわけで、
アメリカにおける知り合ってから結婚までの 6段階、
いかがでしたでしょうか？
あなたの
国際恋愛に関するお悩みや心配事が
軽減されたとしたら、
これを機会に是非、
国際恋愛への一歩を踏み出してみてください。
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