すぐわかる「worth」と「deserve」の違い

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意味の似ている二つの単語、「worth」と「deserve」。

 

使い分けが難しい、

と思われる方が多いのでは?

 

決定的な違いをザクっと説明すると

「価値」と「権利」の違い、

となります。

 

「worth」お金、時間、努力などを費やすだけの「価値」がある。

「deserve」努力や資源により〜を得る「権利」がある。

 

それでは詳しく見ていき、二つの単語の使い方を

マスターしましょう。

 

目次

どちらを使ってもいい場合

 

まずは、どちらを使ってもいい場合の例文を

見てみましょう。

 

It’s worth our attention.

It deserves our attention.

上の二つの英文は、どちらも日本語にすると

「注目に値する。」

と言う意味になります。

 

もう少しニュアンスに忠実に訳すと

It’s worth our attention.

これは注目するだけの価値がある。

 

It deserves our attention.

これは注目される権利がある。

となります。

 

同様に、

「この本は読むに値する。」

と言いたい時は、以下いずれの英文でもOKです。

 

This book is worth reading.

この本は読む価値がある。

 

This book deserves to be read.

この本は読まれる権利がある(ほどに良い本だ)。

 

上記二つの例文は「worse」を使った英文の方が自然ですが、

「deserve」を使っても構いません。

 

 

「worth」の使い方

 

The ring is worth a fortune.

この指輪には大変な金銭的価値がある。

 

この場合「deserve」は使いません。

The ring deserves a fortune.

と言うと

指輪が大変な金銭的価値を得る権利がある、

といった不自然な言い回しとなります。

 

一般的に物が主語の場合は、

「deserve」よりも「worth」を使う頻度が

高いと言えます。

 

It was worth the effort.

努力の甲斐があった。

(それは努力する価値のあることだった。)

 

The restaurant was expensive, but it was worth it.

このレストランは高かったけれど、それだけの価値があった。

 

 

「deserve」の使い方

 

You deserve a better man.

あなたはもっといい男性を得る権利がある。

(あなたにはもっといい男性がふさわしい。)

 

I deserve an explanation.

私には説明を受ける権利がある。

 

You deserve to be treated better.

あなたはもっと良い扱いを受ける権利がある。

 

また、一言

You deserve it.

と言うと、これは場合によって、

いい意味にも悪い意味にもなります。

 

いい意味

一生懸命働いた一日の終わりに、

いつもより高価な夕食を食べるかどうか迷っているあなたに、

友人が

You deserve it.

と言うと、これは

「一生懸命働いたのだからいいじゃない?食べる権利があるわ。」

といった意味に。

悪い意味

あなたが何か悪いことをして、

その結果あなた自身の身に悪いことが起きた時。

友人があなたに、

You deserve it.

と言うと、これは「自業自得よ。」

といった意味に。

「worth」と「deserve」の違いを

ざっとご説明しました。

いかがでしたでしょうか?

ご感想、ご質問お待ちしています。

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