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「英単語が暗記できない。」

「覚えても覚えてもすぐ忘れちゃう。」

 

って英語学習者の方、

ほとんどに共通のお悩みではないでしょうか？

 

英語のネイティブスピーカーは、

約15000語から35000語知っていると言われます。

 

気の遠くなるような量ですよね。

 

でも、その中には滅多に使わない言葉や、

ちらっと聞いたことあるだけで

使ったことのない言葉もかなり含まれます。

 

日常英会話を習得するのに、

ネイティブレベルの語彙の数は

決して必要ありません。

 

高校卒業時までに習う1800語ほどで、

ほとんどの場合自分の言いたいことが言え、

相手の言っていることがわかります。

 

「とは言っても1800語も、結構多いよなぁ。」

と思っている方。

とっておきのの英単語暗記法をお教えします。

 

効率よく覚えて使える単語を

どんどん増やしましょう。

 

 

 

人間の記憶に残るものとは？

 

心理学の研究によると、

記憶は覚えた直後、

急激に薄れていきます。

 

8割ほどは忘れられ、

そして記憶に残ったものは、

その後長い時間が経っても

なかなか忘れません。

 

ではまず、覚えた単語を直後に

忘れないようにするには

どうしたらいいか。

 

そしてその後、

長期的に覚えていられるようにするには

どうしたらいいかを

お話しします。

 

感情を動かされた記憶

 

感情を動かされた出来事を

長い間忘れない、と言うのは

想像に固くないと思います。

 

嬉しかったこと、怖かったこと、

感動したこと、辛かったこと、

その他色々と今までの人生で

忘れることのない、

もしくは

忘れたくても忘れられない記憶って

ありますよね。

 

そのような記憶を利用して

英単語を覚えます。

 

例えば私は、

apprehensive

「心配している」「不安な」

と言う意味のこの単語が

いつまでも覚えられなかった

時期がありました。

 

何度も調べては、

「これ前に何度も調べたじゃない。」

となり、イライラしたものです。

 

そんなある日、テレビを見ていたら

主人公がプロポーズされたけど

それを受けるべきか悩んでいると言う

場面がありました。

 

その場面に至るまでの何話かの間、

私は自分の昔の恋愛を

その主人公の恋愛に重ね合わせて

感情移入して見ていました。

 

だから彼女が

I’m apprehensive about our relationship.

「私、この関係に自信が持てないのよ。」

と言ったとき、この言葉の意味が

本当にストンと納得できたのです。

 

それからは、この言葉聞くたびに、

昔の恋愛と、その不安だった気持ちを思い出し、

言葉の意味を思い出せるようになりました。

 

このように、新しい英単語を覚える時、

自分の感情に繋げる、

自分だったら人生のどの場面でこの言葉を使ったか、

など考えてみてください。

 

少し面倒かもしれませんが、

闇雲に字を読んで暗記しようとするより

一度感情に落とし込むと

ずっと記憶に残りやすくなります。

 

 

よく使う記憶

 

よく思い出す事は忘れにくい、

というのも想像に固くないですよね。

 

しょっちゅう使うパスワードは忘れないし、

しょっちゅう会う人の名前も忘れません。

というわけで、覚えた英単語も

日常的に使っていれば忘れませんよね？

 

とは言っても、

「毎日ネイティブと話す機会が

あるわけでもないし、どうやって使ったらいいの？」

と思われる方、多いですよね。

 

そんな方にお勧めするのが以下となります。

1. ３回調べても、または単語帳3周目でも覚えられない英単語のノートを作る
2. 週の初めに、その中から５つ選ぶ。
3. その週は徹底的にその５つの単語を使いまくる。（方法は後述。）
4. その週覚えるはずの新しい英単語の数は５つ減らす。

というものです。

 

何度調べても、何度聞いてもわからない英単語の数を

どんどん増やしても、何の使い道もありません。

 

新しく学ぶ英単語の数を減らしてでも、

すでに学んだ英単語を確実に自分のものにする方が

ずっと大事です。

 

それでは、どのように選んだ５つの単語を使うか

お話しします。

 

オンライン英会話などで、

講師を相手に話す機会があったら、

選んだ英単語を積極的に使ってください。

 

チャットや会話のパートナーのいる方も

同じです。

 

問題はひとりだったらどうするのか、

ですよね。

 

その際に出来ることは二つ。

独り言を言う。

架空の人物に教える。

です。

 

独り言は、朝から晩まで一人の時は

いつもブツブツと英語を呟く癖をつけるのです。

 

自分が今していることや、考えていることを

実況中継のように口に出して言います。

これは瞬間英作文のスキルを鍛えるのにも最適です。

そしてこの時、その週のために選んだ５つの英単語を

使いまくります。

 

例えば先ほどのapprehennsive.

もしその日会社で気がかりな会議があるとしたら

I’m apprehensive about the meeting today.

「今日のの会議心配だなぁ。」

などと呟くことによって使います。

 

独り言のやり方については、こちらをどうぞ。

音声付きで私が独り言のやり方をお見せしています。

英語の瞬発力爆あがり – 正しい英語の独り言の言い方

 

架空の人物に教える、と言うのも効果的です。

人は自分自身で理解できていないことを

人に説明できないものです。

 

教えると言うのは、自分の理解を確認し

理解を深めるのにとても効果的です。

 

横に誰かいると仮定して、その人に教えてみてください。

ちょっと気恥ずかしいかもしれませんが

効果は抜群です。

こちらの動画から、やり方を見てください。

 

と言うわけで、効果的な英単語の覚え方、

いかがでしたでしょうか？

 

あなたの英語学習のお役に立てれば幸いです。

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