「シャドーイングって
よく耳にするけど効果あるのかな?」
「シャドーイングやってみたいけど
どこから手をつければいいの?」
「教材は何使えばいい?」
と、シャドーイングは
注目度の高い英語学習法ですが
色々と疑問も多いですよね。
そもそもシャドーイングとは、
「聞こえてきた音声のすぐあとを追って同じ事を言う」
という英語の勉強法です。
同時通訳者の養成学校で使われる
トレーニングの1つです。
「英語のシャドーイング – その効果とやり方を徹底解説 1」では
- シャードイングを始める前に
- シャドーイングで伸びるスキル
- シャドーイングで伸びないスキル
をご説明しました。
まだお読みになっていなかったら
こちらを先にどうぞ。
さて、今回2回目は以下の内容となります。
- シャドーイングの教材選び
- シャドーイングのステップ
- シャドーイングののコツ
早速、見ていきましょう。
目次
シャドーイングの教材選びのコツ
教材選びの際に覚えておきたいことは:
簡単な物を選ぶ
聞きながら話す、と言うのは想像以上に
難しいことです。
少し、簡単すぎるかな、と思われる物から
始めて、少しづつ難しくしていきましょう。
一人が話している物を選ぶ
会話形式となっていると、混乱しやすいので
一人が話している物を選びましょう。
音声のスピードが調整できる物
聞き取りが難しい場合は、スピードを半分、
もしくはそれ以下に下げられると
とても便利です。
慣れてきたら少しづつ、オリジナルのスピード
に近づけます。
日本語訳が付いている物
意味のわからないままシャドーイングするのは
お勧めしません。
英語で読んでわからない部分は
日本語訳を読む、もしくは自分で翻訳
することをお勧めします。
正しい意味の理解と、時間の節約のために
最初から日本語訳の付いているものが
理想的です。
アメリカ英語かイギリス英語のどちらかに絞る
英語はアメリカ、イギリス英語に限らず
カナダ、オーストラリア、シンガポールと
色々な国で話されますが、最初に教材として
選ぶ英語はアメリカ英語かイギリス英語を
お勧めします。
そして選んだら、しばらくの間はそれに
絞って教材を選ぶと、色々な英語が
混ざることなく、やりやすくなります。
シャドーイングのステップ
教材を選ぶ
上記の教材選びのコツを参考に、教材を選びます。
最初は短く1-3分くらいからでOKです。
何も見ないで聞く
教材が難しすぎないか確認します。
英語のトランスクリプトを見ながら聞く。
全体を通して聞いてください。
日本語訳を見て意味を確認
シャドーイングを始める前に、必ず内容が
理解できているか確認してください。
シャドーイングを始める
最初は英語のトランスクリプトを見ながらでもOK.
慣れないうちは一文ごとに音声を止めて
自分が言う、の繰り返しで大丈夫です。
慣れてきたら音声と止めずに、
通しでやりましょう。
録音する
自分の声を録音して、自分の言うことが、
教材とどう違うのか確認してください。
シャドーイングの教材の例
シャドーイングの教材となる物は
たくさんありますが、今回は下の二つご紹介します。
VOA (Learn American English)
TED Talks
両方とも内容が多岐に渡り、
また話される英語もきちんとした
聞きやすいものが多いのでお勧めです。
詳しい使い方は、ここで文章でご説明するよりも
下の動画からご覧になった方がずっとわかりやすいと
思います。
動画の7分45秒からご覧ください。
正しい方法でやれば、必ず効果のあるシャドーイング。
ぜひお試しになってくださいね。
ご質問、ご感想はコメント欄にどうぞ。
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